ファイル管理
大容量ファイルの管理
不要なファイルを減らし、無駄な重複を避けながら、複数のデバイスにある大容量ファイル、動画、文書、プロジェクト素材を整理・管理する方法を学びましょう。
大容量の動画、デザイン素材、アーカイブ、プロジェクトフォルダは、予想以上の速さでストレージを消費することがあります。コピー、同期、バックアップ、検証にも時間がかかります。適切に管理するには、まず管理元を明確にすることが大切です。作業中のバージョンがどこにあり、どのコピーが一時的なもので、どの資料をアーカイブに保存すべきかを把握しましょう。
容量を使っているものを見つける
デバイスのストレージ使用状況画面とファイルマネージャーを使って、大容量のファイルやアプリを特定しましょう。目立つ動画以外にも目を向けてください。オフライン用のダウンロード、編集用キャッシュ、メッセージの添付ファイル、重複した書き出しファイル、圧縮アーカイブには、本来の用途が終わったあとも数GBのデータが残っていることがよくあります。
すぐに削除してはいけません。まず、その大容量の項目がオリジナルなのか、現在使用している作業ファイルなのか、生成された書き出しファイルなのか、再ダウンロードできるものなのかを確認してください。
使用中のファイルとアーカイブ済みのファイルを分ける
進行中のプロジェクト素材は、編集や一時ファイルのための空き容量が十分にある、高速でアクセスしやすいストレージに保管しましょう。完了した作業は、整理と保護が行き届き、復元テストも済んでいる、計画的に用意したアーカイブへ移動します。
アーカイブは、雑多なものを放り込む場所ではありません。プロジェクト名、日付、含まれる内容の短い説明を付けましょう。最終成果物と不可欠な元の素材を残し、再生成できるキャッシュや中間レンダリングファイルは取り除きます。
正本の保存先を1か所に決める
大きなプロジェクトをデバイス間でコピーする前に、現在のバージョンを管理する場所を決めましょう。それ以外のコピーには、バックアップ、アーカイブ、一時コピーのいずれかを示すラベルを付けます。
管理しやすい単位に分けて転送する
大容量ファイルを移動する前に、転送先の空き容量を確認し、安定した接続を使い、携帯型デバイスを電源に接続してください。プロジェクト単位またはフォルダ単位で転送し、処理が失敗した場合に影響範囲が明確になるようにしましょう。
完了を待ち、結果を確認してください。ファイル名だけで判断せず、大容量の動画、アーカイブ、文書を実際に開いて確認しましょう。ツールにチェックサムや検証の機能がある場合は、特に重要な資料に対してそれらを使ってください。
重複とバージョンを管理する
final、final-2、final-revisedのような似た名前を繰り返し使うと、どれが正本なのかを判断しにくくなります。バージョン番号や日付の付け方を統一し、下書きはまとめて保管しましょう。作業が承認されたら、採用されたバージョンを明確に示してください。
重複検出ツールは役立ちますが、結果は慎重に確認しましょう。同じ名前の2つのファイルでも内容が異なる場合があり、逆に、同じ内容でも名前が異なる場合があります。
一時コピーを整理する
- 採用する成果物を確認したあと、重複した書き出しファイルを削除する。
- 用途が済んだダウンロードファイルや転送用アーカイブを削除する。
- 編集用プロキシファイルやキャッシュは、アプリで再構築できる場合にのみ削除する。
- 復元のために残しておく期間が不要になったら、ゴミ箱や「最近削除した項目」を空にする。
- オンラインでのアクセスで十分な場合は、クラウドファイルのオフラインコピーを削除する。
同期されたファイルを削除すると、すべての場所から削除される場合があります
整理する前に、そのフォルダがローカル保存、同期、バックアップのどれに該当するかを確認してください。ストレージの動作が不明な場合は、いったん作業を止めて確認しましょう。
バックアップと復元を計画する
重要な大容量ファイルには復元用のコピーが必要ですが、すべてを無差別にバックアップすると費用と時間がかかります。オリジナル、最終成果物、再作成できない元の素材を優先しましょう。必要に応じて、キャッシュや生成された出力ファイルは対象から除外してください。
バックアップが完了しているかを確認し、ときどき一部のデータを復元してみましょう。大きなライブラリの復元には数時間から数日かかることもあるため、保存容量だけでなく復元時間も考慮してください。
ストレージを定期的に見直す
使用中のデバイスは毎月見直す予定を立て、まとまった作業が終わるたびに、プロジェクト終了時の確認も行いましょう。容量、古い転送データ、重複した書き出しファイル、放置されたダウンロード、バックアップの状態、アーカイブの整理状況を確認します。
目的は、ストレージを空に保つことではありません。すべての大容量ファイルが、その容量を使うだけの価値と明確な役割を持つようにすることです。使用中、アーカイブ、一時保存、バックアップの各コピーを区別できれば、整理がより安全になり、転送時の負担も大幅に軽くなります。
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